言語人文学会のめざしているもの

更新 2008年9月13日(土)

 言語人文学会は、岩手大学人文社会科学部の言語系教員が中心となり創設され、多くの研究者の誕生を支援するとともに市民向けの研究公開を行ってきました。この秋、本会は、盛岡大学に事務局を移転し、今後もこの基本的な立場を維持し、研究活動を展開して参ります。

 言語人文学会が目指しているものを端的に述べれば、それは(i)言語の研究、(ii)言語教育、(iii)人文科学の統合的な研究をより大学の外に開かれたものとし、これら三つの領域の振興を実現することです。言語の研究一つをとってみても、単一の学問領域、言語学がなし得るものではありません。たとえば、認知、意識、思考、さらには社会的コミュニケーション、社会心理学、地域の文化と歴史などの諸領域との連携の中で言語という現象は捉えられるものです。他方、今後の言語研究、人文科学研究の進展を考慮すると、理科教育と同様に、大学入学以前の生徒たちをも含めた学会活動が必要です。